ベルリン観光|ミッテ・DDRミュージアム・博物館島・イーストサイドギャラリーの歩き方

Europe (ヨーロッパ)

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P-bergの自由でリラックスした空気とは対照的に、ミッテ(Mitte)はベルリンの歴史が凝縮されたエリアだ。王道の観光スポットが集まり、歩くだけで東西ドイツの分断と統一の歴史が肌で感じられる。

今回はミッテを起点に、DDRミュージアム、夜の博物館島、そしてイーストサイドギャラリーまで歩いてみる。


1日の流れ

時間スポット
午前ミッテ地区散策・アレクサンダー広場
午後DDRミュージアム
夕方博物館島・ベルリン大聖堂(夜景)
イーストサイドギャラリー周辺を散策

アレクサンダー広場と世界時計

ミッテ観光の起点として便利なのがアレクサンダー広場(Alexanderplatz)。旧東ベルリンの中心地として栄えたこの広場には、東ドイツ時代の象徴的なモニュメント**Weltzeituhr(世界時計)**が立っている。

世界24都市の時刻が同時に表示されるこの時計は、東ドイツが「世界とつながっている」ことを示すために設置されたものだ。壁で囲まれた時代に、この時計の前に立った人々の気持ちを想像すると、単なる観光スポット以上の重みを感じる。


タイムスリップ体験:DDRミュージアム

ベルリン大聖堂のすぐそばにあるDDRミュージアムは、かつての東ドイツ(DDR)市民のリアルな生活を体験できる博物館だ。

ここが他の博物館と違うのは、「見る」だけでなく「触れる・体験する」展示が多いこと。当時の東ドイツの部屋の内装がそのまま再現されていて、引き出しを開けたり、実際の生活空間に入り込んだりできる。決して豊かではないけれど、独自の工夫とデザインで彩られた生活空間に、不思議と惹きつけられる。

短時間でも十分楽しめるが、東ドイツの歴史に興味があれば1〜2時間は過ごせる。

DDRミュージアム 基本情報

  • 住所:Karl-Liebknecht-Str. 8, 10178 Berlin
  • アクセス:Hackescher Markt駅から徒歩約5分
  • 公式:ddr-museum.de
  • ※入場料・営業時間は変更される場合があるので、訪問前に公式サイトで確認を

おすすめ映画:『グッバイ、レーニン!』

DDRミュージアムを楽しめた方に、ぜひ観てほしい映画がある。

『グッバイ、レーニン!』(Good Bye, Lenin! / 2003年)

ベルリンの壁崩壊前後の東ベルリンを舞台に、体制の変化に翻弄される家族を描いた名作だ。主演のDaniel Brühlは『イングロリアス・バスターズ』にも出演している俳優で、日本では嵐の相葉雅紀さんが舞台で主人公を演じたことでも知られている。

この映画を観てからベルリンを歩くと、街の景色がまた違って見えるはずだ。

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夜の静寂:ベルリン大聖堂と博物館島

DDRミュージアムを出たら、すぐそばの**博物館島(Museumsinsel)**周辺を歩いてみてほしい。

**ベルリン大聖堂(Berliner Dom)**は、昼間ももちろん美しいが、個人的には夜の姿の方が印象深い。ライトアップされ、暗闇の中に浮かび上がる巨大なシルエットは荘厳で、昼間の喧騒が嘘のように静まり返った空間はどこか神秘的だ。

博物館島はユネスコ世界遺産にも登録されており、5つの世界的な博物館が集まるエリア。時間があればペルガモン博物館などに入るのもおすすめだが、夜の外観だけでも十分に価値がある。

ベルリン大聖堂 基本情報
※入場料・営業時間は公式サイトで確認を
住所:Am Lustgarten, 10178 Berlin
アクセス:Hackescher Markt駅から徒歩約8分


ティアガルテン:ベルリン市民の庭

少し足を伸ばしてほしいのがティアガルテン(Tiergarten)。1800年代に整備されたベルリン最大級の公園で、ブランデンブルク門からも歩いていける。

公園の中心には**戦勝記念塔(Siegessäule)**がそびえ立ち、展望台からはベルリンの街並みが一望できる。

週末はベルリン市民がピクニックをしたり、走ったり、ただ芝生に寝転んだりして過ごしている。夏にはビアガルデンも開かれ、地元の人に混じってビールを飲むのが最高だった。観光地というより「市民の庭」という雰囲気が好きだ。


動物園エリア(Zoologischer Garten)

ティアガルテンに隣接して**ベルリン動物園(Zoologischer Garten)**がある。その周辺エリアも、実はかなり充実している。

特におすすめなのがMonkey Bar。動物園を見渡せる抜群の眺望を持つおしゃれなバーで、夕暮れ時の一杯は格別だ。

このエリアには他にも、第二次世界大戦の傷跡を今に伝えるカイザー・ヴィルヘルム記念教会(Kaiser Wilhelm Memorial Church)や、ベルリン最大のデパートKaDeWeもある。教会はかつて入場無料だったが、現在は変更されている可能性があるので確認を。

壁の記憶とカルチャー:イーストサイドギャラリー

ミッテから少し足を伸ばして、イーストサイドギャラリーへ。

1.3kmにわたって残るベルリンの壁には、世界中のアーティストによる平和へのメッセージが描かれている。中でも有名な**「兄弟のキス(ブレジネフとホーネッカー)」**の前は、いつも多くの人で賑わっている。

すぐそばにはシュプレー川が流れ、開放的な雰囲気が漂う。

そしてこの周辺、ワルシャワ通り(Warschauer Str.)エリアが個人的にとても好きな場所だった。カフェやバーが多く、滞在中はよく入り浸っていた。雑多さ、音、川沿いの開放感が一体となった、いかにもベルリンらしいエリアだ。写真では伝えられない空気があるので、ぜひ実際に歩いてみてほしい。

アクセス:Warschauer Str.駅(S+U)からすぐ

まとめ

歴史の重さと、それをアートやカルチャーに昇華して楽しむ現代のエネルギー。ミッテからイーストサイドギャラリーまで歩くことで、ベルリンという街の底知れない魅力が体感できる。

次回(グルメ編)は、ミッテで絶対に外せない飲食店を厳選して紹介します。

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