【Germany Vol.3】観光しない贅沢——ベルリンから1時間、シュプレーヴァルトの温泉隠れ家へ

Germany (ドイツ)

今回は、ベルリンから電車で約1時間の「シュプレーヴァルト(Spreewald)」へ。
日本の旅番組で見かけて以来、ずっと気になっていた場所でした。

今回の旅のテーマは――観光しないこと
有名な小舟のツアーには参加せず、森の中のホテルに“引きこもり”。温泉と食事をただひたすら楽しむ、大人の休日を過ごしてきました。

電車とシャトルで、森の奥へ

ベルリン中央駅から RE2(Cottbus行き) に揺られること約1時間。

「シュプレー川の森」を意味するシュプレーヴァルトの Vetschau駅 に到着し、予約しておいたシャトルでホテルへ向かいます。

車窓からも、駅を出ても、見渡す限りの緑。空気の“味”まで、都会とは明らかに違います。

温泉直結の隠れ家ホテル「Spreewald Thermenhotel」

今回の滞在先は Spreewald Thermenhotel(シュプレーヴァルト・テルメンホテル)。駅から車で約10分の、森にすっと溶け込む黒基調のモダンな建物です。

最大の魅力は、温泉施設 Spreewald Therme と直結していること。館内の渡り廊下を抜ければ、客室からバスローブのまま温泉へ。移動の煩わしさが一切なく、滞在中ずっと“ととのい”続けられます。

【Information】Spreewald Thermenhotel(シュプレーヴァルト・テルメンホテル)

  • 住所:Ringchaussee 152, 03096 Burg (Spreewald), Germany
  • アクセス:ベルリン中央駅からRE2でVetschau駅またはCottbus駅へ(約1時間)。各駅からタクシー or バスで約15〜20分。
  • 公式サイト:spreewald-thermenhotel.de

塩分濃度の高い“浮く温泉”へ

荷物を置いてすぐにお目当ての Therme(温泉) へ直行。

こちらの温泉は、地下約1,350mから汲み上げる塩水泉(Sole)。塩分濃度が高く、湯に身を預けると体がふわっと浮く独特の感覚が味わえます。
(館内は撮影禁止のため写真はありませんが、ガラス張りの開放的な空間で、森の気配がやわらかく届きます。)

▲館内は撮影禁止のため、パンフレットより。ガラス張りの開放的な空間です。

プールでゆったり体を伸ばし、サウナでじんわり汗を流し、デッキチェアで本を読む。時計を見ない、ただそれだけが最高の贅沢。

そして湯上がりには、やっぱりこれ——チェコの黒ビール「Krušovice(クルショヴィツェ)」。濃厚なコクが火照った体にじんわり染みわたり、ため息がこぼれます。ドイツとチェコのビールは、どうしてこんなにも美味しいのでしょう。

驚愕の「朝食ビュッフェ」

翌朝、思わず声が出るほどのサプライズが待っていました。朝食ビュッフェの圧倒的なクオリティです。

まず目を奪うのは、宝石のように艶めくフルーツ。スイカ、メロン、イチジク、各種ベリー……どれもみずみずしく、香り立ちます。
「ドイツの朝食=パンとハムとチーズ」という固定観念を、いい意味で裏切られました。

もちろん、ハムやサラミの品揃えも圧巻。何種類あるのか数えるのを早々にあきらめるほど。

ナッツやドライフルーツも豊富で、好みのミューズリーを自作できるのも楽しい。ホテルのコンセプト「健康 × 美食」へのこだわりが、一皿ごとに伝わってきます。

森を眺めながらの朝食

朝食は、緑がきらめくテラス席で。

焼きたてのクロワッサン、チーズとハム、そして新鮮なフルーツを盛り付け、コーヒーをひと口。目の前に広がるのは、シュプレーヴァルトの静かな森だけ。鳥のさえずりが、背中の力をふっと抜いてくれます。有名スポットを駆け回るよりも、何倍も贅沢な時間がここにはありました。

心と体をリセットして

1泊2日の「何もしない」旅。
忙しい毎日を送る人にこそすすめたい、最高のデトックス滞在でした。

次回はいよいよ最終章。ライン川の古都【ケルン&ボン編】へ向かいます。

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