【Berlin Vol.4】極寒の夜を照らす魔法。グリューワインとクリスマスマーケット巡り

Berlin (ベルリン)

1. 冬の伝統行事

ベルリンの冬は、正直に言ってとても厳しいです。 鉛色の空、突き刺さるような寒さ。そして何より、午後3時半にはもう日が沈み始め、午後4時には街は完全に夜の闇に包まれまれてしまいます。

冬が来ると少し憂鬱な気分になりそうですが、ドイツにはそんな長く暗い冬でも楽しめるイベントがあります。

それが、クリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)。

街のあちこちに突如として現れる美しいマーケット。 今回は、凍える手でiPhoneを握りしめながら巡った、ベルリンの冬の記録を綴りたいと思います。画質は少し粗いかもしれないけれど、あの夜の「熱気」が伝われば嬉しいです。

2. ベルリンのマーケットたち

ベルリン市内には数え切れないほどのマーケットが点在しているけれど、私が訪れた中でも特に印象的だった場所をいくつか紹介致します。

ジャンダルメンマルクト (Gendarmenmarkt)

ベルリンで「最も美しい」と言われる広場。ライトアップされたフランスドームとドイツドームに挟まれ、白いテントが整然と並ぶ様子は圧巻です。

「ステージでは聖歌隊の歌声が響き、大人の落ち着いた雰囲気が漂います。」

アレクサンダープラッツ & 赤の市庁舎前

打って変わって、こちらはお祭りの雰囲気。巨大なクリスマスピラミッドや観覧車があり、観光客や地元の人々でごった返しています。 赤の市庁舎(Rotes Rathaus)の前にはスケートリンクも出現し、ネプチューンの噴水を囲んで子供たちが滑っている姿は、まさに冬の風物詩です。

そしてふと空を見上げると、なんとサンタクロースが!これは赤の市庁舎前マーケットの名物です。

ルチア・クリスマスマーケット (Lucia Weihnachtsmarkt)

個人的にとても印象に残っているのがここです。 古いビール醸造所跡地(KulturBrauerei)の中庭で開催される、北欧スタイルのマーケット。 赤レンガの建物に囲まれた空間は隠れ家のようで、どこか温かい。北欧の音楽が流れ、他の場所とは少し違う独特の空気が流れています。

シャルロッテンブルク宮殿 (Schloss Charlottenburg)

少し中心部から離れるが、バロック様式の宮殿を背景にしたマーケットはロマンチックそのもの。色とりどりのライトアップが宮殿の壁面を彩り、まるで童話の世界に迷い込んだような気分になる。写真は昼間の雪景色ですが、夜はこれがライトアップされます

3. グリューワインとマグカップの楽しみ

マーケットに着いたら、まずはこれを飲まないと始まりません。 「グリューワイン(Glühwein)」、いわゆるホットレッドワイン。シナモンやクローブなどのスパイスが効いた赤ワインは、一口飲むだけで冷え切った体を芯から温めてくれます。

ちなみに「Pfand(プファンド / デポジット)」というものがあり、 ワインを買うときにマグカップのデポジット(3〜5ユーロ程度)を取られます。飲み終わったコップをお店に返却すればお金が戻ってきます。デポジットは返ってきませんでしたが、私はマグカップを記念に持ち帰りました。

4. 寒空の下で頬張る、ドイツの冬の味

グリューワインで暖まったら、次は屋台メシを食べましょう。 寒空の下で食べるからこそ、熱々の料理が何倍も美味しく感じます。

定番はやっぱり 「ブラートヴルスト(Bratwurst)」。 炭火で焼かれた香ばしいソーセージをパンに挟んで、マスタードとケチャップをたっぷりつけて頬張る。パリッとした皮の食感と、溢れ出す肉汁。これぞドイツの味。うますぎる。

そして甘い誘惑も忘れてはいけません。 揚げたてのドーナツに粉砂糖をまぶした 「シュマルツクーヘン(Schmalzkuchen)」。 一口サイズの熱々ドーナツは、素朴で優しい甘さ。歩き疲れた体に染み渡るようで、つい手が止まらなくなります。残念ながら写真はありません。

【番外編】静寂のあとは…?ベルリンの年越しは「戦場」だった

美しいクリスマスマーケットの話で締めくくりたいところですが、最後に一つだけ、ベルリンの冬の「もう一つの顔」を紹介しておきたい。

ドイツではクリスマス(12月25日〜26日)は家族と静かに過ごす聖なる日ですが、年越し(Silvester)は街が180度変わります。 年明けのカウントダウンが終わると、街中の至る所で一般市民が花火を打ち上げるのですが、 我々の考える花火とはまるで異なります。

行き交う人は爆竹を道路に投げ込み、打ち上げ花火を上ではなく横に飛ばします。ここは戦場なのかと思うほど爆音と煙で町中が覆われます。 最後に私が撮影した当時の動画をここに載せておきます。これは一体何のためにやってるんですかね?笑

※音量注意!

次の日の花火の残骸がこちら

5. 冬のベルリンへ行くあなたへ

この美しく幻想的な空間にいると寒さを忘れます。このためだけにでもドイツに行く価値があると思います。冬のベルリンへ行く事があればしっかりと防寒をして行きましょう。きっと何軒もハシゴすることになりますよ。

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