【Berlin Vol.5】旅の総まとめ。移動、治安、そしてベルリンを「暮らすように旅する」ための5つのヒント

Berlin (ベルリン)

1. ベルリンという街の不思議な魅力

全5回にわたってお届けしてきたベルリン旅行記も、今回が最終回。 アートな「P-berg」、歴史の重みを感じる「ミッテ」、優雅な「ポツダム」、そして魔法のような「クリスマスマーケット」。

振り返ってみると、ベルリンは一言では語れない多面的な街です。 最終回となる今回は、この街をより深く楽しむための「旅のノウハウ」と、書ききれなかった「小さなこぼれ話」をまとめておこうと思います。

2. 移動の鉄則:改札がない!?「スタンプ」を忘れずに

ベルリンの移動は、Sバーン(近郊電車)、Uバーン(地下鉄)、トラム、バスが網の目のように走っていて非常に便利です。Googleマップさえあればどこへでも行けちゃいます。

しかし! 気をつけて下さい。改札がないんです!

駅にはゲートがなく、そのままホームに入れてしまいます。ただ、ここで切符を券売機(またはアプリ)で買った後、必ずホームにある刻印機で 「スタンプ(Entwertung)」 を押さなければなりません。 これを忘れると、検札員が来た時に「無賃乗車」として高額な罰金(60ユーロ〜)を取られる。 「知らなかった」は通用しないので、このガチャっとスタンプを押すことだけは絶対に忘れないようにしましょう。

3. 日曜日は「休息の日」。お店は閉まる!

ドイツには 「閉店法(Ladenschlussgesetz)」 という法律があり、日曜・祝日はスーパーマーケットやデパートを含むほとんどのお店が閉まります。 日本のような「書き入れ時だから開ける」という感覚はありません。

ですので日曜日にできることは限られています。

  • 美術館・博物館に行く(開いていることが多い)
  • カフェでくつろぐ
  • マウアーパークの蚤の市に行く(Vol.1で紹介!)

日曜日にショッピングを予定して、「全部閉まってる!」と絶望しないようにスケジュールを組みましょう。

ただぁ!実は、ベルリン中央駅 (Hauptbahnhof)のスーパーだけは例外的に営業しているのです。

もし日曜日に「水がない!」「食べ物がない!」となっても、ここに行けばなんとかなります。 ただ、同じことを考えるベルリン市民や観光客で激混みなので、そこだけは覚悟しましょう。 (日曜のスーパーのレジ待ち行列もまた、ベルリン名物かもしれませんが)

4. ベルリンの食文化:ケバブと「シュペーティ」

Vol.2でソーセージの話をしましたが、ベルリンに来てこれを食べずに帰るわけには行きません。 そう、「ドネルケバブ(Döner Kebab)」

実はドネルケバブはベルリン発祥(諸説あるが、現在の形式はベルリンのトルコ移民が広めたとされています)。 野菜たっぷりで、ソースの種類も豊富。安くて早くて最高に美味い。街中のいたるところにケバブ屋があるので、行列ができている店を見つけたらぜひ飛び込んでみて下さい。店によって味が違いますが、どの店も美味しい。有名な店はU Mehringdamm駅近くにあるMustafa’s Gemüse Kebapです。

📍 Mustafa’s Gemüse Kebap(ムスタファズ・ゲミューゼ・ケバブ)

ベルリンで一番有名なケバブ屋でいつ行っても長蛇の列ができている伝説のケバブ屋台。 特徴は、素揚げした野菜(ナスやパプリカなど)がたっぷり入っていることと、仕上げにふりかけるフェタチーズとレモン。並ぶ価値ありの絶品です!

  • 住所: Mehringdamm 32, 10961 Berlin
  • アクセス: U-Bahn (U6 / U7) Mehringdamm駅を出てすぐ
  • Map: Google Maps
  • 注意点: お昼や夕食時は1時間以上並ぶこともザラなので、時間をずらすのがおすすめ!

そしてもう一つ、ベルリンの夜に欠かせないのが 「Späti(シュペーティ)」 。 これは深夜まで開いているコンビニのようなキオスクのこと。 ベルリンっ子は、ここで安い瓶ビールを買い、歩きながら飲んだり公園で飲むのがスタイル。レストランで飲むのも良いですが、シュペーティで買ったビール(1〜2ユーロ程度!)片手に街を散歩するのが、最も「ベルリンらしい」夜の過ごし方かもしれません。ビンを返すとお金が10-25 cent 返ってきます。

5. 治安と落書き:見た目ほど怖くない

ベルリン、特にクロイツベルクやノイケルンなどのエリアは、街中がGraffiti(落書き)だらけで、日本人の感覚からすると「落書き=治安が悪い=危険」と感じて身構えてしまうかもしれません。

しかし、実際はそこまで危険ではなく、 もちろんスリなどの軽犯罪には注意が必要ですが、Graffitiはベルリンの「ストリートカルチャー」の一部です。 アートとしてその景観を楽しんで下さい。

6. またいつか、この自由な街へ

歴史の傷跡を隠さず、新しいカルチャーと共存させる街、ベルリン。 完璧に整備された美しい街ではないけれど、その「未完成さ」と「自由さ」が、人々を魅了する理由なのだと思います。私は2年住みましたが本当に暮らしやすく毎日飽きることはありませんでした。いつかまた旅人として戻りたいです。

これにてベルリン編は完結。 次回は、ベルリンから飛行機で40分のコペンハーゲンを紹介します!

Danke schön, Berlin!

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